拡張現実が、今年最も期待されるボクシングの試合の1つに活用されました。
今回ご紹介するのは、ワイルダーvsフューリーのボクシング・リマッチのAR体験です。
挑戦者タイソン・フューリーと王者デオンテイ・ワイルダーの待望の再戦が、ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで行われました。
この伝説的な瞬間をより面白くするために、ARスタジオのイマジネーションパークは、AR体験を作成しました。
この体験は、Apple App StoreとGoogle Playで提供されているモバイルアプリ「ImagineAR」を介して、2月末まで世界中で提供されました。アプリを起動したら、メニューから「AR Near Me」を選択し、画面下部に表示される3つの「AR Nearby!」から1つを選択することで、AR体験にアクセスすることができます。AR体験に入ると、ユーザーはカメラビューのガイドラインを水平面に合わせることで、UFCの試合でお馴染みのスティッチ氏の2Dアニメーションを好きな場所に配置することができます。
さらに、アプリでユーザーが撮影し、SNSに投稿したAR写真の中で最優秀賞に選ばれたものには、イマジネーションパークからStitch Prize Packageが贈られました。
イマジネーションパークのCEO兼社長であるアレン・ポール・シルバースティーンは次のように述べています。「私たちは、このような歴史的なスポーツイベントに参加した初めての拡張現実企業です。世界中の何百万人ものスポーツファンが、リング上のスティッチのベストに当社のImagineARロゴとウェブサイトを見ることになるでしょう。」
同社はこれまでにもNBAチームのサクラメント・キングスやマイナーリーグの野球チーム、エリー・シーウルフズのためにARコンテンツを公開しましたが、今回のAR体験は同社のスポーツ関連のアクティベーションとしては最大のものとなったとのことです。
スポーツが盛り上がる瞬間に提供されるAR体験は、今後あらゆるスポーツで浸透していくでしょう。
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参照元:Wilder vs. Fury Boxing Rematch Will Feature an AR Experience & Sponsorship via a UFC Legend
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