今回ご紹介するのは、メルボルンで開催されたAAAA/ Collision Repair Expoで初公開された、オーストラリアのTradiebot社が開発したWorxARアプリです。
自動車整備士が問題を診断するには、ランプの下で汚れながら長時間作業をしなければなりません。しかし、オーストラリアのTradiebot社が開発したWorxARアプリでは、拡張現実を使うことで、欠陥のある部分を見つけて、より早く簡単に車を修理することができるようになります。
このアプリがあれば、DIY愛好家でも簡単なトラブルシューティング作業を簡単に行うことができるといいます。例えば、自分の車の作業中に車のデジタルサービスマニュアルにアクセスすることが可能です。車自体に情報を重ねて確認することができます。
プロの自動車整備士の作業においては、WorxAR拡張現実アプリの真価が発揮されます。彼らは、今行っている作業の関連情報を受け取ることができ、また、車両のスキームを車に重ね合わせることもできるようになります。そうすることで、被害額を見極めて、部品を修理するか、新しいものを注文するかなど、最適な選択ができるのです。選択肢に応じて、アプリは音声アシスタントを介してさらなるアクションを提案します。
このように拡張現実アプリが活用されれば、自動車メーカー、OEM企業、機器メーカーにおいて、紙媒体に印刷された取扱説明書や修理説明書を作る必要がなくなります・
プロの整備士にとっては、音声アシスタントなどでハンズフリーでガイド付きの修理工事が可能になり、環境的にも、紙の廃棄物が減るという利点も期待できるのです。
・メーカー
・メンテナンス
参照元:Technology to the Rescue: Tradiebot WorxAR App Uses Augmented Reality to Help Car Mechanics
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