今回ご紹介するのは、エルサレム歴史博物館で開始された拡張現実ツアーです。
エルサレム歴史博物館のダビデの塔では、来館者をダビデ王が案内する拡張現実ツアーが開始されました。このAR体験では、ダビデ王の統治時代や1967年のエルサレム制圧戦の際のエルサレムの移動手段を知ることができます。
AR体験を希望した来館者には、タブレットとヘッドフォンが渡され、歴史的背景を辿ることができるようになっています。
ローマの射手がユダヤ人兵士に向けて放った矢を観察したり、1967年の旧市街の上空を飛ぶ軍用機を眺めたりすることができます。また、歴史上の有名な人物と一緒に散歩することもできます。
また、ツアーの最後には、来館者はダビデとゴリアテと一緒に記念撮影ができるそうです。
このAR技術の開発を担当しているマーズ社のノアム氏は、今回のAR体験で強調された2つの出来事は「大反乱」と「六日戦争」だと述べました。
ノアム氏は、来館者はバーチャルキャラクターと対話することができ、興味をもつ項目に応じて体験をパーソナライズすることができるといいました。例えば、子供はよりインタラクティブで楽しい体験ができるますが、大人はゲームは少なく、コンテンツ重視のアプローチができるといいます。
また、開発者は博物館の専門家と協力して、このAR機能で観察できる内容が歴史的観点からも正しいことを確認しています。
・博物館
・教育現場
参照元:Tower of David Visitors Get Better Experiences Through Games and AR
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