今回ご紹介するのは、Google Arts & Cultureが昨年リリースした「Pocket Gallery」です。このAR美術館には、昨年、ヨハネス・フェルメールの作品が収録され、話題となりました。
「Pocket Gallery」は、AndroidとiOSプラットフォーム用のGoogle Arts & Cultureアプリケーションからアクセスでき、「The Art of Color(色の芸術)」と題して、世界各地の有名な絵画33点を紹介しています。そこにはヴィンセント・ファン・ゴッホやパブロ・ピカソなどが含まれています。
Google Arts & Cultureを起動し、画面下のカメラボタンをクリックすると、ポケットギャラリー機能がメニューに表示されます。トラッキングが完了し、Enterオプションをタップすると、ユーザーはその場で没入型のバーチャルアートギャラリーを体験することができます。
ユーザーは散歩をしたり、アートギャラリーのホールの中に浸ったりすることができます。興味のある作品をじっくり見たり、2回タップして美術館のさまざまなセクションを移動したりすることができます。特定の絵画についての情報が知りたい場合は、その上をタップすると、関連情報が記載されたカードを見ることができます。
「The Art of Color」ギャラリーには、ジョージア・オキーフの「Red Cannas」、アムリタ・シャーギルの「Mother India」、北斎の「South Wind, Clear Dawn」など、多種多様なアート作品が展示されているといいます。
Google Arts & Cultureのデザインリードを務めるアンディ・ジョスリン氏は、ブログ記事でアートギャラリーについて語り、彼のチームの主な目的は、人々をアートに結びつける革新的な方法を発見することだと述べました。
モバイル・アプリケーション以外にも、チームは芸術作品を伝えるために複数の企業とパートナーシップを結んでいるといいます。
拡張現実を通してアートを見せることは、今や業界にとって重要なチャレンジの一つとなっているのです。
・美術館
参照元:Pocket Gallery by Google Arts & Culture is an AR Museum Showcasing Van Gogh and Picasso
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