今回ご紹介するのは、2019年のマラソンレースのために、TCSニューヨークシティマラソンが依頼した、ARアプリ「Tata Consultancy Services」に対応する壁画です。
壁画はブルックリン区ウィリアムズバーグのワイスアベニューと北10番街の交差点にあり、マラソンコースがマッカレン公園に向かって出発したところから、わずか2ブロックのところにあります。アダム・クーンがデザインしたこの作品は、地元のランドマークなどニューヨークのシンボルを通してニューヨークの生活を描いています。
スタッテン島とブルックリンを結ぶヴェラッツァーノ・ナローズ橋(マイル1と2)、ブルックリンのウィリアムズバーグ貯蓄銀行タワー(マイル8)、マンハッタンのグッゲンハイム美術館(マイル24)など、コース上で目にする壁画のモニュメントはいくつかあります。クイーンズのUnisphereやブルックリンのGrand Army Plazaのソルジャーズ&セーラーズアーチのように、それぞれの地区の大きなシンボルとして存在しています。
そして、頭にラジカセをつけたランナーが仲間のマラソン選手に親指を立てているような壁画もあります。
しかし、この壁画は、そこに座って自撮りのポーズをとるだけのものではありません。この壁画は、TCSニューヨークシティマラソンアプリ「Tata Consultancy Services」を介して拡張現実機能を利用し、ゲストにレースをより深く見てもらうことができます。
AR機能を起動するには、「Tata Consultancy Services」のアプリを開き、左側のメニューを展開して拡張現実を選択します。
拡張現実の範囲に入ったら、壁画に向かってカメラを構え、壁画に追加された要素の見つけるために歩き回ります。手のアイコンが見えたら、それをタップします。すると、アニメーションがダイナミックに動くのを歩きながら見たり、画面上のアニメーションを拡大したりすることができます。
また、2019年TCSニューヨークシティマラソンのプログラムの表紙を折りたたむと、ブルックリンの壁画サイトで同じAR機能を備えた壁画のプリントが全面に表示されます。すべてのランナーは、TCSニューヨークシティマラソンエキスポでプログラムを受け取ることができるので、どこに行っても拡張現実を体験できます。
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