今回ご紹介するのは、中国のテクノロジー企業Tencent社が主催する「2020 League of Legends World Championship」の拡張現実体験です。
「League of Legends」は、ライアットゲームズが開発した基本プレイ無料のマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナジャンルのコンピュータゲームです。上海で1ヶ月間開催される「2020 League of Legends World Championship」では、以前からXRソリューションが採用されてきましたが、今年はRokid社がイベントを拡張現実でさらに特別なものにしたとのことです。
「League of Legends World Championship」は、開発者ライアットゲームズによって毎年開催されています。今年のトーナメントは9月25日に始まり、10月31日(土)の午前中にDAMWON GamingとSuningの最終ラウンドが行われました。
イベントは、ファンが好きなチームを応援するという、従来のスポーツイベントに近いものがあります。Rokidのプロダクト・エンジニアリング・ディレクターであるWeiqi Zhao氏が体験に取り入れたいと考えたのは、まさにそのようなファンとの交流だったといいます。
「私たちは、ユーザーにLeague of Legendsのキャラクターやシーンを使った拡張物理的な世界を体験してもらいたいと考えていました」と、Zhao氏は述べています。
この体験では、オリエンタル・パールの象徴的なテレビ塔などのアイコンや、ユーザーを体験に引き込むための音声コマンドを利用しているとのことです。
音声認識技術により、ユーザーはお気に入りのチーム名を叫ぶことができ、試合のハイライト、お気に入りの選手のクローズアップ、お気に入りのチーム名、ロゴ、カラーなど、カスタマイズされたコンテンツをこのAR空間で見ることができるといいます。
このイベントには、ロキッドビジョンを通じて参加できるほか、ロキッドが設置した特設ブースでも参加することができます。ブースではイベント参加者は、イベントのために用意されたメガネを使用します。
Zhao氏は次のように述べています。「今後のゲーム業界やゲーム体験において、AR技術とARメガネがますます重要な役割を果たすと確信しています。」
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参照元:Rokid Enables Augmented Reality League of Legends Festivities
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