今回ご紹介するARは、新しいものを表示・出現をさせるのではなく隠すために活用されたデモ「Hiding stuff with ARKit」です。
テーブルの上には銀の鳥の像がありますが、次の瞬間には一瞬にして消えてしまいます。次のスマートフォンも同様の動き。よく見てみると少しの違和感がありますが、次のフェーズで人の手がスッと鳥の像の中に入り込むことで違和感の意味がわかります。テクスチャを上にかぶせることでマジックのように一瞬でオブジェクトを消している様子。
AR事例の多くは新たに出現させることに着眼して開発が行われています。今回のように環境にあわせたテクスチャをかぶすことで隠すという活用方法は珍しいもの。写真撮影の際に不要な部分が映り込むことは少なくありません。あとから加工を施すより、撮影時に処理することができれば作業負担は減るのではないでしょうか。SNSでも写真投稿は継続的な人気があり、こういったアプリを使用したユニークな撮影方法が生み出されそうですね。
・SNSの活性化ツール
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