今回ご紹介するのは、獣医のためのAR解剖学アプリ「EasyAnatomy 2020」です。
3Dデータビジュアライゼーションを提供するLlamaZOO Interactive Inc.は、拡張現実(AR)解剖学アプリ「EasyAnatomy 2020」の提供開始を発表しました。EasyAnatomyは、医学的に正確な3Dイヌのモデルを搭載しており、学生、教授、専門家はスマートフォン、タブレット、ポータブルコンピュータやデスクトップコンピュータで学習や参照に使用することができます。
EasyAnatomyは、スマートフォンやタブレット端末を使って、自宅にいながらにしてARでのバーチャル解剖を通じて学習、解剖、学習を行うことができるため、コロナウイルスによる生活の新様式においても、役立つツールとなっているといいます。授業や解剖ラボへのアクセスが制限されていても、獣医学科の学生は解剖を体験することができます。
EasyAnatomyのコンテンツは、教育機関と解剖学・獣医学の教授陣が協力して作成したもので、CT&MRIの医用画像をベースにしています。LlamaZOOは、更新されたインターフェイスにより、レイヤーごとに回転、ズーム、探索など、バーチャル解剖がより直感的に行えるようになったと述べています。
また、同社のAIアルゴリズムをベースにした適応型クイズシステムにより、学生はインタラクティブなテストを受けることができ、700問以上の専門的な問題が用意されています。
LlamaZOOのCEO兼社長であるチャールズ・ラヴィーンは、次のようにコメントしています。「私たちは常に3D技術を革新していますが、EasyAnatomyでは教育にも革新をもたらしています。私たちが提供するのは新しい学習方法なのです」
EasyAnatomy 2020が解剖学における理解を深めることで、未来の獣医たちがより知識を深め、より多くの命を救うことができるようになるかもしれません。
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参照元:LlamaZOO announces update to its EasyAnatomy Augmented Reality dog dissection app
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