今回ご紹介するARは、様々な演出でより深い没入感を味わうことができるデモ「Jekyll and Hyde Augmented Reality Book – All Examples」です。
本のページをめくっていくと通常の本よりもテキスト部分が狭く綴じられています。ページの始まりと終わりに不穏な影が通り過ぎる演出や、本では虫食いになっていた文章がAR上ではライトにあてられて見えるようになったりと、なかなか凝った盛り上げ要素があちらこちらにちりばめられている様子。そのままの状態では何のことかわからないページもARを通すことでわかるようになっています。
紙の本から電子書籍になったように、再び本のあり方を変えうるような最先端技術の使い道が提示された思います。飛び出す絵本としてARが使用されている例は多くありますが、今回のデモでは大人向けの書籍でARを使用しており、読書を通して映画を見ているような演出がポイント。謎解き要素があるので受動的な読書体験ではなく、能動的な要素を取り入れるための試みなのではないでしょうか。
将来的にはAR書籍も電子書籍のように当たり前の時代がくるかもしれませんね。
・書籍の新しいあり方
Jekyll and Hyde Augmented Reality Book – All Examples – YouTube
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