今回ご紹介するのは、芸術作品をデジタルアートと融合させるARアプリ「Artivive」です。
「Artivive」は物理的な芸術作品とデジタルアートをリンクさせることで、アーティストが新たな次元のアートを創造することができるARツールです。
このアプリを通して、アーティストは、ゲストにその作品の背景にあるものを説明したり、デジタルのイラストでアートを強化したり、作品の制作過程を見せることができます。
現在、3800人以上のアーティストがArtiviveで作品を制作し、75カ国で展示会を開催しているといいます。美術館、展示会、ギャラリー、その他の業界にとって、Artiviveは観客が展示物と対話するための新たな方法を提供しています。
Codin PopescuとSergiu Ardeleanは、最新テクノロジーを使ってアート界へアプローチし、作品を制作し共有するという考えのもと、2017年にArtiviveを設立しました。Ardeleanは、ARが現実と神秘のギャップをつなぐことに大きな可能性を感じていました。
Artiviveのチームでは、人々が従来の方法と新たな方法の両方でコンテンツを楽しみむことで、現実空間とデジタル空間をつなぐことに重点が置かれているといいます。
現在までに、Artiviveは92以上の世界的な展覧会、40の大学と15の国際的な美術館に導入されています。
Ardelean氏は、新たな技術を導入するには時間も必要であると言います。拡張現実は新しい技術であり、アプリをダウンロードし、その仕組みを理解し、体験し、使い続けるための後押しが必要なのです。
・美術館
・展覧会
参照元:Artivive Brings Classical Art to Life in Augmented Reality
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