XRトレーニングツールの開発に注力しているGIGXR社は、COVID-19影響下において医療現場のハンズオントレーニングを改善する新しいアプリケーション、「HoloPatient Remote」の発売を発表しました。
「HoloPatient Remote」は従来使用されていたツールである「HoloPatient」を拡張したもので、学生がMicrosoftのHoloLensヘッドセットを介して、インストラクターと一緒にリアルなAR患者を診察することができます。HoloPatient Remoteは、学生が自宅や外出先からARコンテンツにアクセスできるようにしたものです。また、学生はHoloLensの代わりに、モバイルデバイスやタブレットでもコンテンツを見ることができるといいます。
高品質のARホログラフィック化された患者が、学生の前に搬送されます。
学生は、iOSまたはAndroidデバイスの複合現実機能を使用して、患者が検査のために座ったり、立ったり、横になったりする場所を部屋の中で選択することができます。また、学生は、VOIPを介してインストラクターと通信しながら、ホログラフィック患者の周りを歩き回ったり、検査したり、対話したりすることができます。
「HoloPatientは、実際の患者とのトレーニングに最も近く、質の高い学習体験ができます。」と、NYUローリー・マイヤーズ看護大学のリンダ・ハーマン博士は述べています。「GIGXRのボリューム3Dビデオの使用は、安全な環境で、非常にリアルな病理学的体験を生み出します。学生がホログラフィックで再現される文化的に多様な患者と交流することで、この分野で最も最先端で効果的な教育とトレーニングを行うことが出来ます。」
HoloPatient Remoteは、パンデミック時の医療現場を支援するためにリリースされた最新のツールの一つだといいます。今年の9月には、VRと触覚フィードバックを使用して学生にリアルなトレーニングを提供するFundamentalVRのFundamental Surgeryプラットフォームが発表されるなど、様々な企業で、それぞれのARおよびVRプラットフォームを通じて、独自のリモートトレーニングおよびコラボレーションソリューションが提供されています。
・医療現場
・教育
参照元:Holopatient Remote Uses AR Holograms For Hands-On Medical Training
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