今回ご紹介するのは、アメリカで7月4日の独立記念日の花火大会が自宅にいても楽しめるARアプリ「TotalAR」です。
オハイオ州を拠点とする没入型テクノロジー開発会社Holopunditsは、COVID-19の発生により花火大会を楽しめない人々のために、今年7月4日の独立記念日に、無料のAR花火体験をスマートフォンに直接配信する予定だといいます。人々は安全なソーシャルディスタンスを保ちながら、独立記念日のお祝いを楽しむことができます。
7月4日午後9時(現地時間)から、ユーザーはHolopunditsのTotal ARアプリ(iOSとAndroidの両方で無料で利用可能)にログインすると、アメリカをテーマにした様々なAR花火を12分間見ることができます。
開始するには、アプリのカメラと位置情報サービスを有効にして「Geo AR」オプションを選択し、夜空の空いている部分にスマートフォンを向けるだけです。真夜中までの3時間、ウィンドウ内で何度でも花火を見ることができるといいます。
「私たちは、一般の人が楽しめる特別なものを作りたかったのです。」とHoloPunditsのCEOのVinod Dega氏は述べています。「私たちのアプリを使えば、7月4日の花火をどこにいても拡張現実を通して安全に休日を楽しむことができます」
HolopunditsのTotalARアプリには、熱気球、UFO、虹、フローティングランタンなど、ダウンロード可能なARコンテンツが多数用意されており、TotalARはまた、2020年のホリデーシーズンに向けて新しいARコンテンツを紹介していく予定だといいます。
このように季節のイベントをどこにいても参加できるARアプリは、コロナウイルスの流行の中においても、人々を安全に楽しませることができるエンターテインメントとして重要な存在となるかもしれません。
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参照元:Enjoy Fourth Of July Fireworks From Home With This Free AR Experience
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