今回ご紹介するのは、ABBによる、遠隔地技術者支援のためのARサービス「Ability Remote Insights」です。
ABBによるAbility Remote Insightsサービスは、現場へ赴くフィールドサービス技術者に拡張現実インターフェースを提供します。この機能の一部には、技術者がタスクを実行するのを支援するための画面共有、リモートガイダンス、文書共有が含まれています。この拡張現実システムを利用することで、作業員の安全性を高め、トレーニングを提供できるのです。
ABBのKerley氏はプレス声明の中で、この技術は、部品交換などの作業を通して遠隔地のフィールドサービスの専門家をガイドするのに適していると述べました。
Kerley氏によれば、ARデバイスを使用することで、遠隔地にいる技術者が、現場にいるユーザーと同じもの観察することができるいいます。これにより、さまざまなサービスアクションを通じてユーザーをガイドすることが可能になります。
ハードウェアに関しては、Google Glass Enterprise、Microsoft Hololens、Vuzix ARメガネなどの複合現実感ヘッドセットや拡張現実感ヘッドセットと組み合わせて利用することができます。これにより作業員は両手を使うことができるという利点があります。ABBによれば、タブレット、スマートフォン、その他のタイプのウェアラブルデバイスでも作業に使用できるといいます。
・製造業
参照元:ABB Utilising AR Functionality to Aid Remote Technicians
アイデアクラウドの計測系ARに特化したサイトです。
業務の中に先端テクノロジーを取り入れたビジネス展開を
中心に紹介をしています。